注文住宅づくりにおいて、「ハウスメーカー・工務店を決める」ってとても重要なポイントですよね。
ハウスメーカー・工務店えらびで、家づくり計画の大部分が変わってしまうんじゃないでしょうか?
わたしたちは、60社以上の資料を取り寄せ、10以上のハウスメーカーや工務店が建てた家を実際に見て検討し、最終的に地元の工務店と契約しました。
この記事では、契約した工務店へ問い合わせしてから契約するまでに起こったことや、わたしたち夫婦が考えていたことをご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- ハウスメーカーや工務店えらびで悩んでいる方
- 契約までに、どのくらいの時間や回数がかかったの?と気になる方
- 検討中に条件が合わなかったらどうするの?と気になる方
どんな流れで工務店をえらんだの?
- まずは問い合わせて、プラン・見積もりをもらう
- 予算オーバーであきらめかける
- でも気に入った家なので検討を続ける
- 最終的に、条件をすり合わせて契約できたよ!
わたしたちの工務店えらびのポイント
- 重量鉄骨の家を得意としていたから
- 予算・建築面積などこちらの希望に(最終的に)合わせてくれたから
- 家のセンスが良さそうと感じたから
ふと気になった工務店。まずは電話で問い合わせ
住宅情報サイトのSUUMOを見て、鉄骨造の家も扱っている工務店を調べ、気になったところに直接電話しました。
- 10坪ほどの土地を購入したが、どんな家を建てられるか?
- 費用はどのくらいなのか?
- 契約・着工・完成までにどのくらいの期間かかるのか?
- 詳しい話を聞いてみたい
以上のことを尋ねたところ、担当者さんが2日後に自宅まで来てくれることになりました。
工務店の担当者さんと初顔合わせ。家に来てもらう(自宅)
担当者さんが2名で自宅まで来てくれました。
子連れで移動するのはけっこう大変なので、ありがたかったですね。
- この工務店のこだわり内容
- 重量鉄骨の工法
- 打ち合わせ・建築スケジュールの説明
- 契約した土地の情報
- 間取りの希望ポイント
- おおよその予算
これらの内容を話しました。
1週間ほどで、間取りプランと概算見積もりをいただくことになりました。
約1時間半
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工務店に行き、重量鉄骨の工法や建築中の建物を見学
次の日曜日に、工務店まで行きました。
内容は次の通りです。
- 工務店の展示ルームを見学して、説明を受ける
- 間取りプランをもう一度相談(まだ図面にはなっていない)
- 建築中の建物の内部を見学
この工務店は重量鉄骨を売りにしていたため、鉄骨の種類や工法について説明を受けました。
また、建築中の建物の内部を見学させてもらい、基礎部分や柱、軽天や断熱材など、構造部分を実際に見ることができたのは安心材料になりました。
標準仕様のキッチンや建具なども確認することができました。
まだ幼い子どもを連れて移動するのは少し大変でしたが、合間に車で授乳したりしてなんとかなりました。
約3時間
間取りプラン・見積もり提案①(自宅)
いよいよ最初の間取りプランと概算見積もりの提案。
ところが、提案された内容は…
- 間取り案の面積が狭い!
- 予算オーバー!
理由は、こちらがはじめに提示した建物予算よりも、工務店の通常価格が高かったから。
だから費用をおさえるために建築面積を減らしたプランを提案され、なおかつまだ予算オーバーという状態でした。
そのため、やはり重量鉄骨は厳しいか…という印象。
この頃、軽量鉄骨で建てる別の工務店との打ち合わせも進行しており、そちらは予算内に収まっていて印象も良かったため、もう決めようかと思っていました。
約1時間
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同じ工務店で建てられたお宅を訪問
担当者さんからは、
と言われていましたが、決断しきれない日々がしばらく続きました。
決断する前にわたしたち夫婦が思ったのが、
ということ。
そこで、この工務店で建てられて築1年ほどのお家を訪問させてもらえることになりました。
- 重量鉄骨3階建て
- 屋上付き!
- 17坪ほどで、(わが家ほどではないが)狭小住宅
実際に家を見たり話しを聞いたりした印象は、このようなもの。
- 落ち着いていて、センスの良いお家だな
- 重量鉄骨ってやっぱりいいな
重量鉄骨のため間取りの自由度が高く、また3階建てや4階建てでも安心感がある印象でした。
それに、内装やちょっとしたカウンターなど、落ち着いているけれどほどよくおしゃれで、センスが良いと感じました。
帰り道に、もう一度、現在迷っていることを伝えました。
- 間取り・建築面積について、建ぺい率ギリギリまで使ってほしい
- 契約金額は予算内に収めてほしい
(建築面積を広げた上に予算を下げろって、そりゃ無茶でしょ…)と自分でツッコミを入れながらの要望でしたが、これしかこの工務店と契約できる可能性がなかったんですよね。
無理なら仕方ないな、という思いでした。
約1.5時間
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プラン提案②、価格交渉(自宅)
数日後、新しいプランを持ってまた自宅に来てくれました。
- 建ぺい率ギリギリまで面積を広げてくれた
- 予算も相談に応じるとのこと
まず、建ぺい率ギリギリまで広げてくれました。
わが家は10坪以下の家なので、建ぺい率はめいっぱい消化するのが絶対条件だったので、これで一つ問題が解消されました。
ただ、そうなると数十万円〜数百万円、建築費用が上がってしまいますよね。
でも、
とのこと。
そこで、契約の最低条件として、なんとか当初伝えていた予算内におさめてもらうようにお願いしました。
それで、いったん夫婦で相談して数日以内にお返事することにしました。
約1時間
契約の返答・価格交渉
さんざん悩みました。
でも、いろいろ考えた末に、この工務店で重量鉄骨のお家を建てることに決意しました。
見積もり額は、予算ギリギリいっぱいのラインまで下げてくれていました。
家づくりに、一定額の値引きはともかく、大幅な値引きは難しいものですよね。
材料の発注先や下請け業者に一軒一軒あたって、少しずつ安くしてもらえるようにお願いしています、とも言っておられました。
また、リビングの床暖房や造作棚など、一部のオプションをサービスで付けてもらえることになりました。
約1時間
プラン提案③
契約日が迫った数日前に、また新たな間取りプランを持ってきてもらいました。
間取りもまだ100%納得のものではなかったし、窓の数や設備、オプションのことも全然検討できていない状態で、契約用のプランという感じでした。
本来なら、もう少しじっくりと時間をかけて、全ての内容と料金が決まってから契約するほうが安心ですし、そうすべきだと思います。
契約後に追加料金がかかるのがわかっていたので、追加料金の単価を確認して、資金と心の準備はしておきました。
約1時間
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契約
いざ契約。
重要事項説明書の説明を受け、契約金を払います。
契約後は設計士さんと会って具体的にお話できるとのことで、楽しみになりました。
まだまだ不安も大きかったですが、「ようやく…!」という気持ちでした。
約1時間半
まとめ
この記事では、工務店を検討し始めてから決定・契約するまでの流れやわたしたち夫婦の心の動きを書きました。
契約後から、本格的なプラン決定、キッチンやお風呂などの設備選び、フローリングや壁紙、屋根、外壁などまだまだ決めることがあります!
そちらも続編を書きますので、お楽しみに!