狭小住宅の間取りは、広い家の間取りとは違う工夫が必要になります。
わが家は10坪以下の小さなおうち。
間取りを考えるのに苦労しましたが、試行錯誤の結果、新しい家で快適に暮らすことができています。
この記事は、狭小住宅の間取りのコツやアイディア、狭くても広く感じられるポイントをまとめました。
狭小住宅を建てるならこれだけは考えておこう!
気になる土地がとっても小さかったら…?
狭小住宅に家を建てる場合、一般的な広さの家とは違う心の準備が必要になります。
- 広くとりたいところと、狭くてもいいところのメリハリをつける
- 「家」に対する固定観念を捨てる
- 他人の目は気にしない!
▼狭小住宅の「狭い・不便・住みづらい」を解消する間取りの考え方は?▼
狭小住宅は土地の選び方も重要!
どんな土地でも狭小住宅がうまく建てられるとは限りません。
わが家は10坪ほどの土地ですが、土地の条件が良かったため快適な暮らしが実現しました。
土地の選び方のポイントは次の3つ。
- 建ぺい率・容積率が高い土地を選ぶ
- 角地など、光や風がたっぷり入る土地を選ぶ
- 気に入った街の土地を選ぶ
狭小住宅の間取りの工夫① デッドスペースをなくそう!
10坪の家では、ほんの少しのスペースも無駄にはできません。
デッドスペースをなくしましょう。
間取り図から、デッドスペースになりやすい場所を確認して、減らせないか考えてみてください。
- 廊下をなくそう
- 階段下・階段上のスペースを有効に使おう
- 間取り図の中に「目的のない場所」はありませんか?
▼デッドスペースを減らす!超絶狭い土地を最大限有効に使うには?▼
狭小住宅の間取りの工夫② 空間の「2 in 1」を取り入れよう
「間取りの2in1」とは、本来2つの用途のために2つの場所が必要なところを、1つの場所にまとめてスペースを有効利用する考え方として名づけてみました。
わが家は実際に、間取りの中にこんな「2in1」のスペースを作っています。
- ダイニングとリビングが合体
- キッチンが廊下を兼ねている
- 階段に収納や本棚
狭小住宅の間取りの工夫③ それでも狭いなら縦の空間を使おう
ここまでのステップで、土地をめいっぱい有効に使って間取りを考えたとしても、一筋縄ではいかないのが狭小住宅。
そんなときは、横ではなく縦の空間をめいっぱい使いましょう。
おうちのスペースを縦に広げて活用するアイディアをまとめました。
- 3階建て、4階建てと、階数を増やす
- 各階の天井を高くする
- ロフトや小屋裏収納をつくる
- 地下室をつくる
- 屋上をつくる
- 吹き抜けをつくる
- スキップフロアにする
狭小住宅の間取りの工夫④ 窓から光を取り入れて狭さをカバーしよう
窓は光や風をとりこみ、部屋に大きな影響を及ぼします。
そのため、狭小住宅では窓のつけ方・選び方を工夫して少しでも「部屋を広く見せる」ようにします。
- 窓の数を多めにする
- 高い位置に窓をつくる
- FIX窓を活用する
▼狭い家だからこそ気をつけたい、「窓の選び方のコツと注意点」▼
狭小住宅の間取りの工夫⑤ 室内ドアを上手に選んで、危険を防ごう
狭小住宅はただでさえ面積が狭いので、ドアの開閉スペースも決して無駄にできません。
それに、広い家よりも気をつけないと、ドアの開閉によって危険なところも出てきてしまいます。
- 狭小住宅のドアについて考えておくこと
- ドアの種類は?開き戸・引き戸・折れ戸・スライディングドアを上手に使い分けよう
- ドアが開く方向も考えてみよう
- ドアの色も印象を大きく左右する
狭小住宅の間取りの工夫⑥ お風呂のサイズはどうしよう?変形サイズもあるよ!
せっかくの新築ライフ、お風呂もゆったりと入りたいですよね。
でも、どこかを広くすると、どこかが極端に狭くなってしまうのが狭小住宅。
そんなとき、一般的なユニットバスのサイズである「1616」(160cm×160cmのこと)以外のサイズ、モデルがあるのを知りました。
わが家ではタカラスタンダードの「1418」サイズを採用。
ショールームで各社比較したポイントを記事にしています。
- 各社の変形サイズのユニットバスを紹介
- 各モデルの特徴
- 実施にショールームで足を踏み入れてみた感想
- わが家のお風呂検討のポイントと結果
狭小住宅の間取りの工夫⑦ 数年、数十年先にも暮らしやすくするためには?
狭小住宅では
- やりたいこと
- 作りたい部屋、スペース
…を全部実現!というわけにはいきません。
そのぶん、時期によってフレキシブルに形や役割を変えて上手に住みたいですよね。
長く工夫して住むための4つの間取りのポイントをお伝えします。
- 造り付けの家具は最小限に
- ●●スペースと決めない!
- シンプルな間取り、内装
- 「なんとかなるさ」の精神もだいじ!
間取りに悩むなら、プロのアイディアを無料で取り寄せよう!
このほかにも狭小住宅の間取りには工夫やアイディアがいっぱい。
わたしたち夫婦も、はじめはわからないことだらけでした。
ですが、60社以上のハウスメーカーや工務店のカタログをチェックし、5社以上に実際の土地をもとに間取りプランを書いてもらったおかげで、
- 狭小住宅の特徴
- 間取りを決める上で大切な考え方・ポイント
- 実際の間取りアイディア
を知ることができ、実際の家づくりに大いに役立ちました。
わが家は何週間もかけて、いくつものハウスメーカーや工務店をまわりましたが、タウンライフ家づくりを利用すれば、一括で間取りプランを取り寄せることもできます。
- 注文住宅部門で利用満足度ほか3冠の、定評あるサービス
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※提供:GMOリサーチ株式会社
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たくさんのハウスメーカーや工務店の中から、気に入ったものに候補をしぼって、実際に打ち合わせしてみるとスムーズですね。