あなたが「新しい家がほしいな」と思ったのは、いつからですか?
なんとなく
と思っても、なにからすればいいかわからないですよね。
わたしもそうでした。
賃貸マンションや貸家、中古戸建も何件も見ましたが、条件に合う家に出会えなかったので、
と、漠然と思ってはいたんです。
でも、家づくりについてなんにもわからないし、気になる土地に出会っても、どんな家が建てられるのかわからない。
新しい家に住むイメージが全然わかないから、家づくりも進まない。
こんな状態でした。
そこで、60社以上のハウスメーカーや工務店のカタログを取り寄せ、まず一件、ハウスメーカーのモデルハウスに行ってみることにしました!
気軽に行ってみたのですが、良いことがたくさんありましたよ。
- 家づくりの基本や流れがわかった
- スピーディに間取りを作ってくれた
- 見積もりの相場を知る機会になった
この記事は、以下のポイントで書いていきます。
- ハウスメーカーに行ってなにができるの?
- 良かったことは?
- せっかく行くなら有意義な時間にしたい!事前にやっておくことは?
ハウスメーカーを訪問。一日の流れ
なぜハウスメーカーのモデルハウスに行くことになったかというと…
まだどこにも相談していない段階だったので、とりあえず情報集めに行ってみよう!と思ったのです。
そこで平日の午後、国道ぞいにあるハウスメーカーのモデルハウス兼事務所に行きました。
モデルハウスを見るだけなら住宅展示場のほうがたくさんありますが、わたしたちの場合、間取りの提案やくわしい話をきくのがメインの目的だったので。
このような流れで案内してもらいました。
- モデルハウス見学
- ヒアリング
- 間取り相談・プラン提案
- 見積もり提案
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ハウスメーカーに行ってみてよかったこと
家づくりの基本や流れがわかった
- 注文住宅ってどういう家のこと?
- どんなふうに間取りを決めるの?
- なにが必要なの?
- どういうふうに進んでいくの?
- いくらくらい必要なの?
こんな基本的な疑問について、実際にモデルルームを見たりお話をしたりして、イメージをふくらませることができました。
注文住宅を建てるなんて、人生でそう何度もあることじゃないですよね。
わたしも、右も左もわからないシロウトでした。
やることや知っておかなければならないことが多すぎて、「ちょっと勉強したくらいじゃわからないよ〜」というのが本音です。
でも、じっさいにモデルハウスを見て営業さんとお話することで、ごく基本的なことや流れについて知ることができました。
と迷うなら、とりあえず行ってみるのもいいですよ!
ハウスメーカーを一件訪問したくらいでは、まだまだわからないこともいっぱい!この日の体験を足がかりにして、ほかにもたくさんの情報を集めました。
スピーディに間取りを作ってくれた
土地の広さや形の資料を持参し、こちらの希望条件を伝えることで、担当者さんがパソコン画面上でパズルのようにどんどん図面を作ってくれました。
なんでも、0から1にするのって大変ですよね。
まったく材料がない状態
↓↓
間取りのアイディアが一つ得られた
この違いは大きいです!
実際に間取りを作ってもらって、その後の家づくりのスピードが格段に上がりました。
- 玄関やお風呂、階段などにどのくらいの広さが必要かわかる
- もらった間取りをもとに、夫婦で相談できる
- もらった間取りをヒントに、自分たちで間取り図を書くこともできる
- ほかの工務店で書いてもらった間取り図と比較できる
最終的には別の工務店に依頼し、はじめにハウスメーカーでもらった間取りとは全然ちがう間取りで決定しましたが、それでも
あのとき描いてもらって良かった!と心から言えます。
当日に間取り案を描いてもらえるかどうかは、ハウスメーカーのサービスによります。事前に確認してくださいね。
見積もりの相場を知る機会になった
家づくりを検討しはじめたばかりで、坪単価もなにもわからない状態。
間取り案といっしょに概算見積案も出していただき、まずは一件、費用の目安を知ることができました。
こちらも間取りと同じく、当日にパッといただけたのが良かったです。
(工務店や個人の設計事務所では、最初の見積額を出してもらうのに1週間以上かかることもありました)
もちろん即席の見積もりなので最終的な額とは違いますが、それでも
「ものすごくざっくりでもいいから、大体どれくらいかかるのかひとまず知りたい!」
ってこと、ありますよね。
土地の契約も早く結論を出さなければならなかったため、当日に概算見積額を教えてもらえたのは助かりました。
▼実際の見積額・坪単価はこちらの記事で公開しています▼
10坪の家の価格と坪単価は?木造・軽量鉄骨・重量鉄骨造の見積額を公開!
充実した時間にするためのポイント
せっかく忙しい時間をつかってハウスメーカーに行くので、有意義な時間にしたいですよね!
そのためのポイントをお伝えします。
目的をはっきりさせておく
何をするためにハウスメーカーをたずねるのか、しっかり決めておきましょう。
相手のペースに飲まれると、全然ちがう方向に行ってしまうこともあります。
わたしたちは、以下のことを訪問の目的にしました。
- これから間取りや料金について検討するため、最初の材料をもらう
- 検討している土地に合う間取り図を手に入れる
- 概算の見積額を知る(相場の勉強)
- モデルルームを見て、アイディアを得る
目的を決めたら、しっかり希望を伝えましょう。
家に対する希望や条件をある程度まとめておく
せっかく間取り図を作ってもらうなら、ごく標準的な基本プランを渡されるより、あなたの希望や土地の特性にあった間取りがいいですよね?
そのためには、家のイメージや希望、条件をまとめておきましょう。
わたしたちの場合、狭い土地だったので
- 1階は仕事部屋
- 2階はLDK
- 3階は個室
- 水回りなどの配置は相談してみたい
という条件で相談しました。
このほか、玄関はどの方向がいいか、部屋の数や分け方はどうか、など、いくつかのことをあらかじめイメージして行きました。
さらに複数のハウスメーカーや工務店に間取り作成を依頼する中で、希望もどんどん出てきましたよ!
検討している土地がある場合、資料を持っていく
検討している土地の情報があって、
と知りたいなら、土地の資料や情報をぜひ準備してください。
と思う人は、ちょっとご注意ください。
じつは、同じ広さや形の土地であっても、「どんな家を建てられるのか」というのはそれぞれまったく異なるんです。
建ぺい率や容積率、高さ制限などによって、間取り図もガラッと変わりますので、簡単にでも調べてみてください。
▼知っておいたほうがいいこと・調べかたはこちらの記事へ▼
【建築基準法と都市計画法】後悔しない!土地を契約する前に確認すべきこと
即席で描いてもらえるのはあくまで初期プランです。しっかり土地の条件に合った間取りを作ってもらうには、土地の調査や役所への確認が必要です。
まとめ|何をすればいいかわからない人はとりあえず足を動かそう!
この記事では、ハウスメーカーでできること、有意義にする方法についてご紹介しました。
- ハウスメーカーの初回相談は2〜3時間
- ハウスメーカーに行くとできること
- 家づくりの基本や流れがわかる
- スピーディに間取りを作ってもらえる
- 見積もりの相場を知ることができる
- 有意義な時間にするためには?
- その日の目的をはっきりさせておく
- 家の希望や条件をまとめておく
- 検討している土地のデータを持っていく
わたしたち夫婦は、注文住宅づくりを検討しはじめた初期のころにハウスメーカーのお世話になりました。
検討の末、設計・建築は地域の工務店に依頼することになりましたが、はじめにこのハウスメーカーで間取りを描いてもらったことは、大きな一歩になりました。
子どものプレイスペースも設置されているメーカーが多いですし、おやすみの日に遊びがてら行ってみてはいかがでしょうか?
▼気になるハウスメーカーや工務店を見つけるには?▼
忙しい人は、間取り提案サービスで時間短縮!
わたしたちは、実際にモデルハウスを見たり営業さんとお話したりしてみたかったので、いくつかのハウスメーカーや工務店をたずねました。
でも、かなり時間がかかりましたし、休みのたびにいろんなところにでかけて正直疲れてしまったときもありました。
忙しい人や、もっとスムーズに情報を集めたい人には、オンラインのサービスもあります。
注文住宅で気になる
- 間取り作成
- 見積もり
- 土地さがし
を、ネットで一括で取り寄せることができますよ。