わたしたちが工務店を比較するときに、ぜったいに外せない判断方法がありました。
それは、
実際に建てたお家を見せてもらう
ということ。
豪華なモデルハウスではなく、実際に一般の方が住むために建てられた家を見られると、いろんなことがわかります。
- 家の雰囲気やつくりを実際に見られる
- 工務店のセンスや丁寧さを見られる
- 建てた人のこだわりやアイディアを見られる
この記事では、
- 先輩家族の家を見学してわかること
- どうすれば見学させてもらえる?
- 先輩宅訪問のポイント、気をつけたいこと
をまとめていきますね。
先輩宅訪問って?完成見学会とはちょっと違う!
完成見学会があるなら、行ったほうがいい
工務店によっては、完成見学会を実施していることもあります。
わたしも、ハウスメーカーのモデルハウスのほか、いくつかの工務店の完成見学会に行きました!
実際に注文住宅が建てられたあと、施主さんのご好意によりお家の中を見学させてもらえるイベントのこと。
通常、引っ越し前、家具などが入る前に行われます。
先輩宅を見学させてもらえないか頼んでみる
検討している工務店の中で、完成見学会をやっていない会社もありました。
そんなとき、「しかたないな〜」とあきらめるのはイヤだったんですよね。
そこで工務店の担当者さんにお願いしてみました。
その結果、
- 1年ほど前に建てて、実際に人が住んでおられる家
- ほぼ完成している会社の事務所
- 工事中の物件
などをいくつか見せていただくことができました。
とくに人のおうちは、住んでおられる方の了承がないとできませんよね。
ここからは、人が住んでいる家を見学に行ったエピソードやポイントを書いていきますね。
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実際に建てた先輩宅を訪問!見るポイントや参考になることは?
そんなわけで、工務店の契約前に築1年の家を見に行くことになりました。
同じ工務店で実際に建てて住んでおられる、先輩宅ですね。
行ってみると、モデルハウスに行くよりも参考になることがたくさんありました!
先輩宅には、わたしたち夫婦と子ども、そして工務店の担当者さんと行きました。
豪華なモデルハウスではなく、実際に一般の方が住む家を見る方が参考になる
住宅展示場やモデルハウスにもいくつも行きましたが、
- 建築面積が広い!
- 内装のグレードがすべて高い
- 置かれている家具や小物もハイクオリティ
で、狭小住宅&シンプルでできるだけ安く建てたいわたしたちには参考になりませんでした。
その点、実際に一般の方が建てたおうちは、リアリティがあって想像しやすかったです。
わたしが見学させていただいたお家は17〜18坪ほどのお家だったので、自分たちが10坪くらいの家を建てるならどうするだろう?というイメージもしやすかったですね。
家の雰囲気やつくりを実際に見て、工務店のセンスや丁寧さを見ることができる
工務店によって、ちょっとした雰囲気とかって違いますよね。
実際、2つの工務店の家を見に行ったんですが、
A工務店が建てた家は、
B工務店が建てた家は
これ、最終的な選択にも大きな影響を与えました(B工務店のほうに決めました)。
良い悪いというより、インスピレーションとか相性もありますよね。
建てた人のこだわりやアイディアを見られる
モデルハウスと違って、実際に建てられたお家には、実在する住人の「思い」があります。
- その人の暮らしやすい家事動線が工夫されている
- 一緒に住む親のために手すりや洗面台をつけた
- リビングは広く、掃き出し窓も大きくして光を取り入れた
など、住んでいる方の暮らしぶりや、そのための間取りの工夫などを知ることができたのはとても良かった!
間取りのアイディアやお勧めのメーカーを教えてもらえる
わたしたちが見学したお家の方はとても親切で、いろいろ教えてくれました。
実際に住んでいる方の意見はとても参考になりますよね!
しかも同じ工務店で建てているので、「これいいな」と思ったらすぐに担当者さんに確認して取り入れられるのが良いところです。
とくに、
- 間取りのちょっとしたアイディア
- 設備のおすすめメーカー
など、家を建てるときに参考にさせてもらいました。
以下は、先輩宅訪問のときに教えてもらい、そのままわが家の間取りにも取り入れたことです。
- 洗面室にホスクリーンやホシ姫さまを付けて室内干しすると便利
- 収納に扉をつけない
- フローリングはウッドワン
- リクシルのキッチンはパタパタくんよりアシストポケットがおすすめ
この方のお家に行っていなかったらホスクリーンは付けていなかったかもしれません。
住んで数カ月後、数年後どうなるかの予想ができる
モデルハウスや完成見学会と違うのは、
住み始めてしばらくした家を見ることができる
ということ。
- この工務店で建てた家は、ドアの建て付けや細かいところはどうなのかな?
- 1年点検があるって聞いたけど、どんな感じなんだろう?
- 建てた人と担当者さんは良好な関係が続いているの?
- 選んだ仕様、住んでみるとイメージと違った、ということはあるの?
など、住んでみなければわからないことを教えてもらうことができますよ。
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先輩宅訪問のポイント
せっかくお家の中を見せてもらえる貴重な機会、最大限に活用したいですよね!
ポイントは次のとおりです。
- 見たいポイントを決めておく
- 聞いてみたいことを決めておく
- 気に入ったものや気になることはメモする
- 工務店の人との関係、雰囲気も見ておく
それからこんなことも。
- きれいな靴下を履いていく
- お茶菓子を持って行きました
- 小さな子どもは抱っこ紐で or 歩く場合は気をつける
- 勝手に触らない、開けない(どこでもどうぞ!と言っていただけましたが)
- もし写真を撮りたいときは了解を得る(わたしは撮りませんでした)
先方は好意で見せてくださっているので、失礼のないように気をつけました。
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まとめ|リアルな情報が得られる先輩宅訪問は、可能ならぜひ行こう!
この記事では、検討中の工務店に頼んで、建てた人の宅を見せてもらう「先輩宅訪問」について書きました。
モデルハウスとは違ったリアルな情報がたくさん得られます。
わたしたちの場合、この先輩宅訪問が工務店を最終決定する決め手となりました。
あなたの検討中の工務店が完成見学会をやっていない場合、見せてもらえないかきいて見ると良いかもしれませんね!