注文住宅の計画が進んできたら
- キッチン
- 浴室(ユニットバス)
- トイレ
- 洗面台
- ドア・建具
- フローリング
などの住宅設備を決定するためにショールームに足を運ぶことになりますが、そのときに商品と同じくらい気になるのが「お金のこと」ではないですか?
自分たちの生活イメージや計画にぴったりの商品や仕様を選びたいですが、支払い金額のことは決して無視できないですよね。
わたしたち夫婦は、のべ12回ほどショールームに足を運びました(注文住宅の打ち合わせスケジュール・回数は?)が、
といつもお金のことを気にしていました。
ところが、ショールームってその場ではハッキリした金額がわからないんですよね。
これが誤算でした。
見積もりの仕組みがよくわからないまま何度もショールームに行ったので、結局さいごのさいごまで、金額がわからないまま。
そしてある日、工務店から工事変更・追加の見積もり書がきてビックリしてしまったわけです(追加費用250万円のナゾ!?契約後に予算オーバーになる理由と注意点)。
あなたも、住宅設備の見積もりについて「どうなってるんだろう?」と思ったことはありませんか?
そこでこの記事では、キッチンや水回りのショールームを見学にいくときに知っておくと役に立つ、見積もりの知識・わたしが誤解していたことをご紹介します。
お金の疑問を解消して、楽しくショールームをまわりましょう!
- ショールームの見学に行く予定の人
- キッチンや水回りの費用がどのくらいかかるか気になる人
- 住宅設備の見積もり中だけど、よくわからなくて不安な人
大きな誤解〜ショールームに行けば金額もわかると思っていた〜
キッチンや水回りのショールーム見学に行くと聞いて、わたしの頭の中にはこんなイメージができあがっていました。
このように、こちらの希望に合わせて料金も教えてもらえると思っていたんですよね。
ところが、ショールームではキッチンやユニットバスの金額はわからなかったんです。
後日自宅に郵送されてきた見積もり表を見ても、正確に自分が支払う金額はわからず。
その理由や、あなたに知っておいてほしいことについて、くわしく説明していきますね。
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ショールームの担当者から、その場で金額を教えてもらえるわけではない
まずこれです。
ショールームで「このキッチンいいな、このオプションいいな」と思っても、お値段はすぐにはわかりません。
メーカーのショールームスタッフがわかるのは定価だけ。
そして工務店から同行している担当者さんも、会社に戻ってメーカーから見積もりをとらないと正確な金額がわからないんです。
理由は、ハウスメーカー・工務店ごとに仕入れ値がちがうから。
わかっているのは、「工務店の標準モデル・仕様の中で選べば追加費用はかからない」ということだけです。
ショールームに行った当日には、正確な金額はわからない
定価が◯円アップだからこのくらいかな…と自己流で見積もるのは危険
ハウスメーカーや工務店では標準モデル・仕様が決まっていることが多く、その中から選べば追加費用がかかりません。
たとえばキッチンを選ぶとき、
Aモデル(工務店の標準)…定価80万円
Bモデル(グレードアップ)…定価100万円
だったとします。
と思っちゃいませんか?(わたしは思いました)
ショールームや友人宅を見て、工務店標準のLIXILのアレスタからリシェルSIにグレードアップしたいなと思っていました。
ほしいオプション以外はグレードをできるだけ下げて、アレスタとほとんど同じ仕様にしました。
その結果、定価での違いは20万円程度だそうなので、追加費用がかかっても20〜25万円くらいかな…と、なんとなく思っていたんです。
ところが、出てきた見積もり価格は50万円アップ!
標準仕様のモデルと、グレードアップしたモデルとでは、定価だけでなく割引率も違うのが理由でした。
ハウスメーカーや工務店標準仕様のモデルは、年間で何十台、何百台も同じものを仕入れているので安く手に入るんでしょうね。
商品によって割引率がちがうので、定価は参考にならない
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ショールーム見学後に自宅に見積もりを送ってもらっても本当の代金はわからない
ショールームの見学が終わると、帰り際に
と聞かれました。
よくわからず、自宅に見積もり書を送ってもらったこともあったのですが、まったく参考になりません。
自宅に送られてきた見積もり書には定価がズラッと書かれていましたが、実際にはメーカーから工務店が特定の価格で仕入れて、わたしたち施主は工務店へ代金を支払います。
定価と、実際に支払う料金は違うんですよね。
定価が同じ50万円でも、ハウスメーカーや工務店によってA社が35万円だったりB社が45万円だったりします。
そのあたりの事情は、ショールームのスタッフの方も知らないようで、「どちらのほうが安くなりますか?」と聞いても「見積もりをお送りしてからになります」との返答。
そのため、見積もり書はあなたの自宅ではなく、ハウスメーカーや工務店に直接送ってもらいましょう。
ショールームのスタッフさんは商品の紹介・説明のみで、金額については定価のことしか答えてもらえないと思っておいたほうが良いでしょう。
希望する商品が決まったら、見積もり書はハウスメーカー・工務店に送ってもらおう
グレードアップはもちろん、グレードダウンさせても金額が上がることがある
これがけっこう意外でした。
理由はここまで述べてきたことと同じで、
- 標準モデルのほうが大量に仕入れているため割引率が高い
- 仕様を変更すると、(たとえ定価が安くても)安く仕入れられないことがある
ということです。
わたしの体験談をご紹介しますね。
仕様をグレードアップすると金額が上がる
キッチンや洗面台などで標準のモデルを選んでも、少しだけ仕様を変えたいことってありますよね。
- 水栓や照明を変えたり
- 引き出しの数を変えたり
- サイズを大きいものにしたり
- 鏡を追加したり
すると、オプション料金が加算されていきます。
わが家も、ショールームで変更したものに対して、それぞれ1万円〜8万円ほど追加料金がかかっていました(うち、いくつかは最終的にキャンセルしました)。
仕様をグレードダウンさせても金額が上がることがある
つぎに、グレードダウンするパターンです。
仕様をグレードアップさせると金額が上がるのはわかるんですが、グレードダウンさせても金額が上がっていたんです。
たとえばキッチンの引き出しを
標準仕様=LIXILの「パタパタくん」
→「アシストポケット」に変更
しました。
カタログではアシストポケットのほうが安かったので、数千円ほど金額が下がると思っていたら、逆に1万円以上の追加費用が発生しました。
このほか、フローリングも一部の部屋だけ安い商品にしたのですが、プラス料金がかかっていたんです。
工務店では『標準のセット』を一定の割引率で仕入れているので、仕様を変更してしまうと、その部分だけ新たに料金がかかってしまう、という説明でした。
安くなるという思い込みは危険!とにかく「変更」にはお金がかかると思っておいたほうがいい
このあたりは工務店・商品・変更内容によって異なると思いますので、細かく確認してくださいね。
まとめ|ショールームに行く前に、見積もりや費用についてよく理解しておこう!
この記事では、住宅設備のショールーム見学と、見積もり・費用の関係について書きました。
- その場で金額を教えてもらえるわけではない
- 自己流で見積もるのは危険
- 見積もり書を自宅に送ってもらっても正確な金額はわからない
- グレードダウンしても金額が上がることがある
これらのことを頭に入れてショールームに行ってみてくださいね!
ショールームめぐりは大変でしたが、とても楽しかったです。
まだまだもっと予習しておけばよかった…ということもあるくらいです。
家づくりって奥が深いですね。
あなたの新築計画も、良いものになりますように!
▼ショールーム見学のあとに追加費用250万円?ビックリした話▼
