フリーランスの方、「自分は住宅ローンを借りられないんじゃないか」と思っていませんか?
たしかに、会社員や公務員に比べるとフリーランスは住宅ローン借り入れに不利な面もあります。
それでも住宅ローンを借りて家を買うために、いくつかできることがあります!
そのうちの一つが、頭金をしっかり貯めることです。
わたしは独身で20代のころから、将来結婚してもシングルでいたとしても、家かマンションを買おうと思っていました。
でも「わたしはフリーランスだから、きっと住宅ローンは借りられない。
もし借りられたとしても、会社員や公務員の人ほどの金額は無理だろう」と思っていました。
そう思って独身時代からコツコツと収入を貯金、投資運用して、1500万円以上を貯めました。
そして頭金に1000万円以上をあてました(さすがにキャッシュは無理でしたね)。
わたしがこれだけ貯められた理由はたった2つ。
- 早く始めて、長い時間をかけたから
- 少額でもコツコツ継続したから
貯金が苦手な人も、この条件ならできそうじゃないですか?
早く始めて×少額をコツコツ。
できそうですよね?
きっとできます!平均所得300万円以下のわたしでもできましたから。
頭金を多く貯めれば、その分住宅ローンの借り入れ希望額も少なくなり、審査に通る可能性も上がりますよ。
では、具体的に頭金を貯めた方法を紹介していきます!
銀行のつみたて定期預金で貯める
サラリーマンの方は財形貯蓄という制度がありますが、フリーランスのわたしは自分で貯めるしかありません。
そこで、銀行の「つみたて(積立)定期預金」を利用しました。
つみたて定期預金とは、毎月決まった日に、一定の額を普通預金から定期預金に振り替えて貯金する制度のことです。
バイトや派遣でのお給料、そしてフリーになってからの収入を銀行に貯めていきました。
・無駄に遣うことなく、確実に貯められる
・普通預金よりも高い金利
ただし預金だけでは、貯めることはできても大幅に増やすことはできません。
銀行の預金に限界を感じたわたしは、証券会社の口座を開設して、さらに貯めて増やすことにしました。それが次です。
つみたて投資信託で増やす
投資なんてしたことがなかったわたしですが、ある年の誕生日を前に「なにか新しいこと、これからに役立つことをしよう!」と決心してはじめました。
本や雑誌で情報を集め、SBI証券とマネックス証券に口座を開設。
バランス型・国内株式・国際株式・国際債券という、値動きの違う4つの投資信託を毎月買い付けて積み立てました。
- 長期運用だと変動リスクが少ない
- 複利効果が期待できる
- 投資初心者にも取り組みやすい
やったことといえば、毎月積み立てることと、ときどき4種類の投資信託のバランス調整(リバランス)を行ったくらいです。
あとは、ときどき証券会社にログインして、値動きをチェックして見ていただけでした。
結果、住宅購入までの7〜8年で数百万円単位で増やすことができました!
ただ、デメリットもありました。
- 売買時に手数料がかかる
- 利益確定時(譲渡時)に税金がかかる
- 運用条件によっては、資産が減る可能性もある
手数料は、ネット証券を利用することで低く抑えることができましたが、譲渡時の税金はけっこう痛かったです。
利益に対し20%の税金が引かれるんです。
住宅購入にあたって少しでも資金を確保したいときに数十万円単位で税金が引かれるのはつらかったです。
しかたないんですけどね・・・。
これからつみたて投資信託はお休みして、つみたてNISAとiDecoでやっていこうと思っています。
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株式投資も頭金になった
株式は「住宅資金のため」と思って買ったわけではありません。
値動きに一喜一憂するのはいやだし、儲ける自信もなかったので。
- 好きな企業を応援する
- 株主優待を楽しむ
- 値上がりしたらラッキー
くらいの気持ちで、いくつかの銘柄を長期保有しています。
このうちの2銘柄は、マイホーム契約時に売却して住宅資金の一部にしました。
銘柄によっては、数年前に購入したときから55万円も値上がりしていました!
債券や仕組預金で中長期運用
国債や社債、またネット銀行の仕組預金を利用し、長期資金と中期資金を運用していました。
普通預金や定期預金よりも高い金利で運用することができます。
- 普通預金や定期預金よりも金利が高い
- リスクが少ない
- 投資初心者にも取り組みやすい
商品によっては満期日より前に解約すると元本割れするものもありますが、金額を分けて運用すればそのリスクも最小限に抑えられます。
例:50万円運用するときに30,10,10万円ずつ別に運用すれば、急に現金が必要になったときに一部解約すればすみます。
また、債券は各社債や国債など、それぞれのリスクや信用度が異なります。
わたしは証券会社のサイトで商品説明やランク付けなどを確認して、比較的リスクの低い商品を中心に選びました。
このように、自分から情報を取りに行く必要があります。
- ときに元本割れのリスクがある
- 商品を選ぶのに注意が必要
まとめ・コツコツ運用で頭金を貯めれば住宅ローン借入額を減らせる!
このように、一つ一つは小さな金額の積み重ねでした。
- 頭金を多く貯めればフリーランスでも住宅ローンのハードルが下がる!
- 頭金を貯めるには、とにかく早くスタートする
- 少額でも、コツコツ継続するとお金は貯まる
長年貯めてきた資金でしたが、今回の住宅購入で大幅に遣うこととなりました。
でも、「いつか家かマンションを買うため」と思って貯めてきたお金なので、後悔はまったくありません!
これからは、子どもの教育資金や家族のため、また老後のためにまた初心に戻ってコツコツと貯めていくことにします。
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