マイホームを持つことになったよ。
と、人に話すと、ときどき
と聞かれます。
家の広さは基本情報なので、質問される機会が多いですよね。
(このほか、「どこに建てるの?」「何階建て?」「仕事部屋もあるよね?」などが多いです)
そんなとき、ちょっと口をごにょごにょしながら
と、弱気に答えてしまうわたしがいます。
狭小住宅を建てるにあたって、
- 狭い家はなんだか恥ずかしい
- こんな小さな家、親戚や友人、周りになんて思われるだろう?
こんな気持ちがなかったといえばウソになります。
この記事では、「狭い家では恥ずかしい?どう思われるだろう?」と不安に思っていたわたしが、その不安を解消するまでに至った考え方をご紹介します。
狭い家に住んだら、周りの目が気になるの?
あなたも、狭い土地を契約しようかと思うときに、いろいろ考えてしまうかもしれません。
この先長年にわたって住む家ですから、たくさん心配も浮かんじゃいますよね。
わたしも狭小住宅を建てることになってから、こんなことが頭をよぎりました。
- 子どもが幼稚園や小学校に行ったら、友だちを家に呼んだりするかな?
- 「お前の家、小さいなぁ」なんて言われないかな?
- 平均的な家じゃないから、ママ友ができたときに面倒なことが起こらないかな?
- 親戚や友人を家に招いたときに、「小さいね〜」と思われないかな?
- 「狭いからかわいそうに」なんて、あわれまれたくない!
こんなことを考えると、
という気持ちになったりもしました。
でも、じぶんの気持ちをよく分析してみると、「家が狭くて恥ずかしい」という気持ちは正体のないオバケのようなものだということに気づいたんです。
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家が狭いと何が恥ずかしいの?冷静に考える
先ほどの心配ごとを冷静に見てみると、気づくことがありました。
大きく2つの要素でできていたんです。
- 他人の言動や感情に関係すること
- 将来、起こるかどうかもわからないこと
たとえば、これ。
子どもが、友だちから「お前の家、小さいなぁ」なんて言われないかな?
…うちの子はまだ0歳で、保育園にも行ってませんし、友だちもいません(親どうしが友人でときどき会う子はいますが)。
それなのに、まだ出会ってもない友だちからイヤなことを言われることを想像するって…
いったい、その相手は誰なんでしょう?どんな子なんでしょう?
それから、こちら。
「狭い家ってかわいそう」と思われない?
…これも、他人の言葉を勝手に想像してみただけです。
いまのところ誰にも言われていませんし、言いそうな人の顔も思い当たりません。
深いかかわりのない人にどこかで言われることがあるかもしれませんが、その程度の関係の相手なら気にしなくていいですよね。
これに気づいたとき、不安な気持ちが消えて、ふっと軽くなりました。
狭い家=「恥ずかしい」「不安」と思っていましたが、その正体は、とてもモワモワっとした、実体のないものだったんですよね。
狭い家はかわいそう=思い込み?あなたはどう思っているの?
他人目線で考えていると、自分自身のことがわからなくなってきてしまいます。
たとえば、
狭い家でかわいそう、と思われている→わたしはかわいそうなんだ
これって、本当はおかしいですよね?
でも、そう思い込んでしまうこともあるんです。
もしあなたも、「他人からこう思われているかもしれない」と不安になったら、主語を「他の人」から「わたし」にかえて、あなたの心に問いかけてください。
「本当にそうなの?」と。
わたしの場合は、いま親しい人やこれからもずっと仲良くしたい人は、狭い家だからといって偏見を持つような人はいないことに気づきました。
狭くても広くても、なんにも気にせず、わたしやわたしたち夫婦という「人」を見てつきあってくれる人たちです。
こんな素敵な友人がいることに感謝して、これからもやっていけばいいんじゃないか。
新しくコミュニティに参加するときも(とくに子ども関係になるでしょう)、そんな本当の友人を見つけられたらいい。
そう思います。
- わたしたち家族のことを理解してくれる人と深くつきあいたい
- そんなに親しくない人にあれこれ言われるのは気分が悪いかもしれないが、気にしない
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不安の本質は、わたしの性質×子どもの未来だった
こうして「狭い家は恥ずかしい」という気持ちは解消されたのですが、もう少し掘り下げて考えてみました。
なんで恥ずかしいなんて思うんだろう?なにが不安なんだろう?
って。
すると、また発見しました!
正直、わたしも夫も交友関係はそんなに広くないし、今後知り合う人にどう思われるか?なんて、あまり気にしていないんです。
そうではなくて、子どもの今後を考えると、つい心配になってしまっていたんですよね。
結局、
狭い家は恥ずかしいんじゃないか
という不安の正体は
子どもがこの先、悲しい思いをしないかな。ちゃんと伸び伸び生きていけるかな
という不安だったんです。
まだ出産後1年もたっていないですが、この種の不安はつきることがありません。もしかしたらずっと続くのかもしれません。
そう思えば、結局、狭い家でも広い家でも、マンションでも一軒家でも、きっと心配していると思うんですよね。
「狭い家は恥ずかしい」というのは、実体のないものだったんです。
でも、そこは子どもを信頼しよう。
- きっと良い友人に出会えるはず
- 嬉しいことや辛いことをたくさん経験して、大人になっていくんだ
- 問題が起こっても、子どもと向き合って解決していこう
この先どうなるかなんてわかりませんが、今はそう思うようにしています。
まとめ:「狭い家は恥ずかしい」の正体を見つけよう!
この記事では、ふっと浮かんだ「狭い家は恥ずかしい」という気持ちを分析してみました。
あなたも、狭い家はなんだかイヤだなと思ったら、その気持ちの正体を探ってみてください。
案外、気にするようなことではないかもしれませんよ。
周りの誰でもなく、住むのはあなた自身です。
あなたがぴったり合うおうちに出会えますように。