一日の3分の1ほどを過ごす、寝室とお布団。
なんて人も多いかもしれませんね。
でも、建坪10坪以下のわが家の寝室は・・・
5.5畳!
間取りを考えている時期は、けっこう悩みました。
ですが、実際に5.5畳の寝室でダブル布団を敷いて1年以上寝てみて、結論。
5畳もあればじゅうぶん。
- 夫婦+子ども1〜2人が寝られる
- 狭いので冷暖房効果がバツグン
- ズボラさんにうれしい!掃除がラク
- 大きなクローゼットがあれば不便なし
- ドアを開ければトイレ・洗面の水回り
ただ同じダブルでも、ダブルベッドはちょっと厳しいかなと思いました。
この記事では、5.5畳の主寝室で暮らすわたしが、その実態を語りますね!
- 5.5畳の寝室は狭い?何人寝れるの?
- ベッドは置ける?
- 狭い寝室のメリットってある?
- 狭小住宅の主寝室で工夫したポイント
- 狭小住宅を建てる前の人
- 寝室が狭いと不便?落ち着かない?と気になる人
- 家づくりで何を優先すべきか迷っている人
- 狭い寝室でどう暮らすのか気になる人
5.5畳の寝室の実態!何人寝られるの?ベッドは置ける?冷暖房効果や収納・掃除事情も紹介します
ではさっそく、5.5畳の寝室で暮らすわたしたち家族の実態を語りますね。
ダブル+シングル布団を採用。夫婦+子ども1〜2人はじゅうぶん寝られる
まず、いちばん重要な「眠る」ことについて。
わが家では、ニトリの布団を敷いています。
それから、しばらくのあいだはベビー布団も並べていました。
それぞれ、横幅は以下のとおり。
ダブル | 140cm |
---|---|
シングル | 100cm |
ベビー | 70cm |
これらを、このように組み合わせて使っています。
- (初期)ダブルサイズ+シングルサイズ+ベビー布団【夫・妻・子】
- (その後)ダブルサイズ+ベビー布団【妻・子】
- (現在)ダブルサイズ【妻・子】
- (未来予想図)ダブルサイズ+シングルサイズ【夫・妻】
(①に戻って子ども2人、というのもあるかもしれません?)
ここでわかったことは、以下の点です。
- 5.5畳の部屋に夫婦2人+小さな子ども2人くらいまでは、余裕で寝れる
- ただし、布団がほとんどの面積を占めるので、ほぼ寝るだけの部屋となる
- 壁が白で、天井も少し高いので、布団に寝ていて狭苦しさは感じない
- ベッドだと床が見える面積や空間が少なくなって、圧迫感があるかもしれない
まったく狭苦しさは感じません。
5.5畳にダブルベッド以上はギリギリ。お布団なら大丈夫!
上で書いたように、ベッドを入れるのはちょっとキビシイかもしれません。
シングルかセミダブルくらいなら良いと思いますが、おとな2人以上が眠るためのベッドとなるとちょっと狭いでしょうね。
理由は次のとおりです。
- 床を歩く場所が限られる
- 高さのあるベッドだと、床の面積に対して圧迫感がある
- 3階で窓もあって転落も心配
なので、布団にしました。
間取り図を書いてもらったときにダブルベッドのサイズを一度書き込んでもらったのですが、ベッド以外の部分が本当に「通路」という感じになってしまうので。
布団なら、昼間にたためば子どもの遊びスペースもできるし一石二鳥でしたね。
完全に寝室のみの用途で、ローベッドなら置いても良いかもしれないですね。
また、子どもが大きくなって夫婦だけで使うようになったら考えます。
ちなみに現在は夫は別の部屋(4階)で寝ていて、わたしと子どもが2人でダブルサイズの布団に寝ています。
3人では狭いという理由ではなく、子どもが夜まだ起きるので、夜のお世話はひとりのほうが効率が良いだろうと夫が別室に移動したのです。
(これにはわたしも言いたいことはありますが、論点がずれるのでここでは割愛します)
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狭いので冷暖房効果バツグン
夏はエアコンがすぐにきくし、冬は、小さなファンヒーターでも10分ほどつけておけばあたたまります。
3畳のホットカーペットも使っていますが、本当に寒い日以外はつけませんでした。
かなりエコです!
ズボラさんにうれしい!掃除がラク
狭いので掃除がラクです。
ハンディクリーナーでちょいちょいと吸い込めばあっという間です。
家具も少ないので、2分くらいで終わります。
大きめのクローゼットには、扉をつけず。
大きな、といっても一間半です。
扉をつけないほうがおすすめです。
理由は、目線が部屋のいちばん奥に行くから。少しでも広く感じます。
扉をつけてしまうと、感覚的に扉までが部屋になっちゃいますが、扉がなければクローゼットのいちばん奥までが部屋です。
ただ、布団に寝ていてもいろんな色の衣類が視界に入るので、ゴチャゴチャしているのが嫌いな人は、扉をつけたほうがいいと思います。
ドアをあければ隣はトイレや洗面・浴室
わが家の5.5畳の部屋のすぐ隣はトイレと洗面室、その奥にお風呂です。
狭いワンフロアに、キッチン以外のすべてが入っていて、ワンルームマンションやビジネスホテルのような気分です。
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5.5畳の狭い部屋を快適な主寝室にする工夫&ポイント
では、ここまでで狭い寝室の実態をおわかりいただけたと思いますので、
ここからは、狭い寝室でもできるかぎり快適にするための工夫とポイントをお伝えします。
白ベースで明るく&広く見せる
狭小住宅を建てて思うことは、
とにかく、白、最強。
ということです。
間取りや設備を決めるときは、壁も天井も建具(ドア)も、ぜ〜〜〜んぶ白にしちゃってください。
空間が広く見えます。
寝室には濃い色の小さな収納机を置いていますが、白の広がりと引き締まった茶色のメリハリがあって、良い感じです。
クローゼットの収納扉はナシ!
上にも書きましたが、クローゼットの収納扉はつけませんでした。
収納扉をつけないメリット
- 開放感がある
- 床がギリギリまで使える
- 予算が少し削れる
扉をつけないアイディアは、おなじ工務店で建てられた方のお宅を見学して知りました。
空間が少しでも多く使えますし、床もギリギリまで使えるんです。
扉代も8万円くらい浮きましたよ。
収納扉をつけないメリット
- ごちゃごちゃして見える
- ホコリやニオイが気になる?
思いつくのはこのくらいです。
目にいろんな情報が入って気になる人は、扉をつけたほうがいいかもしれないですね。
また、お客さんが来る部屋なら収納扉はあったほうが良いでしょう。
わが家は、5.5畳の寝室に家族以外の来客があるとは考えられないので、気にしませんでした。
ホコリやニオイが気になる場合、カーテンのようなもので仕切ることもできそうですね。扉より圧迫感が少なそうです。
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余計な家具は置かない
5.5畳の部屋で大人2人以上寝ようと思うと、部屋のほとんどが布団です。
そのため、よけいな家具は置かないほうが無難です。
上でも書きましたが、ベッドより布団のほうが良いと思います。
布団はこまめにたたんだり干したりしていれば、梅雨の時期もカビたりすることはありませんでした。
ほかにも、大きな家具は置く余裕がありません。
わたしたちの部屋には、小さな収納デスクと、クローゼットスペースに衣類収納家具をおいているだけです。
安全のためにも、スッキリしていて良いですよ。
まとめ|5.5畳の部屋でも主寝室として快適に機能してます!
この記事では、5.5畳の狭めの部屋を主寝室として1年以上暮らしたわが家の実態をご紹介しました。
主寝室といっても、いまは夫婦別に寝ているのでちょっとイレギュラーではありますが。
でも、まったく問題なく寝室として機能していますよ。
- 寝室に書斎がほしかったり
- 寝室に鏡台やお茶スペースなど、別の用途を加えたかったり
- ものすごく大量の衣類を保管していたり
- 広い部屋で寝るのに慣れていて、小さな部屋では落ち着かなかったり
する人は別ですが、わたしは空間への不満など一切なく、毎日眠れています。
狭い寝室で大丈夫かなぁ・・・など心配されている方の参考になりましたら幸いです!
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