狭小住宅
と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
こんなふうに思う方もおられるかもしれませんね。
ですがわたしは、
と、狭小住宅ライフを満喫しています。
具体的には、こんな感じ。
- 過ごしていて、さわやかで気持ちが良い
- 狭い土地だということを忘れる
- 家で過ごしているとうれしくなる
また、家に来てくれた家族や友人も「えっ、10坪?ぜんぜん狭く感じない」と言ってくれます。
その理由って何なのでしょうか?
間取りによって快適になった面も多くありますが、やはり
と声を大にして言いたいです。
この記事では、実際に約10坪の狭小地に家を建てたわたしが、実体験をもとに
「狭小住宅の土地えらびのポイント」についてご紹介していきます!
ポイントは、つぎの3つ。
- 建ぺい率・容積率が高い土地を選ぶ
- 角地など、光や風がたっぷり入る土地を選ぶ
- 気に入った街の土地を選ぶ
建ぺい率・容積率が高い土地を選ぶ
事情があって狭い土地を検討しているとしても、
- 部屋数がほしいな
- 広い空間がほしいな
と望む方が多いと思います。
そのためには、狭い土地でも、めいっぱい広く建物を建てられる土地を選びましょう。
土地によって決められている建ぺい率・容積率をしっかりチェックしてください。
たとえば
25坪の土地で建ぺい率50%・容積率120%の土地 と
10坪の土地で建ぺい率70%・容積率300%の土地
これらは、建てられる建物の広さが同じなんです。
じっさいには、ほかの条件や建物の形状のちがいなどで、まったく同じような家になるとは言えません。
それでも、意外な感じがしませんか?
そのくらい、建ぺい率と容積率は大切なんです。
先日、ブログ読者の方からメールをいただいたのですが、その方が検討されている土地も「12坪・建ぺい率80%・容積率400%」とのことでした。
タテ(縦)に長く家を建てられる土地を選ぶと、狭小住宅づくりの可能性が広がりますよ。
角地など、光や風が多く入る土地を選ぶ
狭い部屋でも広く感じさせるために重要なポイントです。
わが家は角地(かどち)で、南側が広い通りに接しています。
「角地(かどち)」とは、交わる2つの道路に面した土地のことです。
そのため、窓からの景色や光・風が効果的に入ってきて、狭い土地でも開放感を感じられるんです。
- 窓からの見通しが良い
- 光が入る
- 風が通る
窓からの見通しが良い
と思われるかもしれませんが、わが家は窓の外に街や緑が見えて、とっても気持ち良いです。
部屋の面積は小さくても、窓の向こうまで視線が抜けるので、部屋を広く見せてくれるんですね。
光が入って明るい
わが家はとっても明るいんです。
壁紙やフローリング・建具を明るい色にしているのも理由のひとつですが、なんといっても
窓から光がたくさん入る
んですよね。
とくに2階以上はさえぎるものが少なく、明るい光が入ってくるのはとてもさわやかで、心なしか空間も広く見える気がします。
実際、わが家のLDKは13畳、主寝室は5.5畳とかなり狭いですが、ふだん、部屋の狭さを忘れて過ごしています。
風が通る!
角地だと、窓から風がよく抜けていきます。
小さな家の端から端まで風が通り抜けると、とっても気持ちいいですよ。
気に入った街の土地を選ぶ
狭小住宅に限りませんが、大きな額の住宅ローンを組んで家を建てるからには、気に入った街に住みたいですよね。
- 利便性が良い
- 自然が豊か
- 住み慣れた街
など、あなたにとってワクワクできる街であれば、狭い土地でも
「ここに家を建てて良かった!」
と思えるのではないでしょうか?
わたしは気に入った街に家を建てたので、毎日「あ〜おうち建ててよかったぁ〜!」とつぶやいています。
まとめ|狭い土地でも、選び方で快適になる!
この記事では、「狭い土地でも快適な暮らしをめざすための土地選びのポイント」をご紹介しました。
- 建ぺい率・容積率が高い土地を選ぶ
- 角地など、光や風がたっぷり入る土地を選ぶ
- 気に入った街の土地を選ぶ
わが家は10坪ほどのせま〜い土地ですが、住んでみて土地選びがうまくいったなぁと実感しています。
おなじ10坪でも、土地によって住み心地や印象は全然ちがいますよね。
快適に&楽しく暮らせる土地に出会えますように!