不動産屋さんと聞くと、営業のセールストークがすごい印象がありませんか?
営業が強引だとか、売るためにはウソもつくとか、ちょっと悪い印象をもっている人もいるかもしれませんね。
強引に営業されると、ストレスになっちゃいますよね。
わたしは今回、土地を購入するまでに何軒もの不動産屋をまわりました。
その間を思い返してみれば
- この物件は今が「買い」ですよ!
- ローン審査だけでも今からやりませんか?
- 家賃よりも月々の支払いが少ないから、いいですよ
- 他にもこの物件を買いたい人がいるから、急いでください
こんなセリフをけっこう言われてました。
わたしはもともと強引な人や厚かましい人が大の苦手なので、ちょっと気が重くなる瞬間もありました。
でも、良い家を見つけたい!という気持ちが強かったので、いくつかのことに気をつけながら、必要な情報を受け取っていきました。
そのおかげで、セールストークを受ける不快感を最小限におさえて、売り込まれたという意識はなく土地を契約できました。
この記事では、強引なセールストークを避けるためにわたしたちが気をつけていた立ち居ふるまいをご紹介します。
ポイントは3つ。
- はじめはお金がないことをアピール
- マイペースな姿勢をつらぬく
- 情報をかしこく集めて受け取る
これを読めば、どんどん営業マンのペースに巻き込まれて不快な思いをすることを防げますよ!
- 営業・セールストークが苦手な人
- 相手のペースに巻き込まれたくない人
- 気持ちよく家さがしをしたい人
はじめはお金がないことをアピール
不動産屋の営業さんは、なぜセールストークをするのでしょうか?
- 買ってほしい
- セールスすれば、買ってもらえるかもしれないと思っている
からですよね。
だから、購入資金がない=買う能力がない人が相手だと、セールストークをする回数がグンと減ります。
わたしたちの場合、お金がなさそうに見せたわけではなく、本当に低所得夫婦であっただけなのですが。
年収の欄に「夫婦合わせて300万円未満」、自己資金の欄に「?」「未定」などと書いたら、まったくセールスされませんでした。
物件の情報収集をしたいだけなら、これでストレスなく各不動産屋をまわることができます。
そして、この物件についてもう少し知りたいな、候補に入れようかな、と思ったら
と具体的に相談し始めれば、営業さんも少しやる気になってくれます。
あんまりガツガツやる気を出されないくらいが、ちょうど良かったかもしれません。
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マイペースな姿勢をつらぬく
営業さんは、セールストークをしながら、あなたの反応をかならず見ています。
など、反応を見ながらトークを展開しています。
そこで、反応が読めないよう、マイペースな姿勢を貫きましょう。
そのためには、「自分」をしっかり持つことです。
自分の目的や希望をはっきり伝える
と、あなたが大事だと思うことについて話が進むように行動していきましょう。
家さがしはあなたのペースでいいんです。
営業さんのトークに全部反応したり、じゃあそうしようかな…と迷う態度を見せたりすると、ますますセールストークは強くなるでしょう。
情報をかしこく集めて受け取る
セールストークが苦手だからといって、不動産屋さんの言うことをぜんぶシャットアウトすると話が進みません。
不動産屋の営業さんの多くは、知識も豊富で、その地域の情報や物件の情報も豊富に持っています。
実際に購入する、となれば教えてもらいたいこともたくさんあるんです。
だからセールストークをかわしながらも、不動産屋さんとは良い関係を築いて、たくさん教えてもらいましょう。
そのためには、このような方法があります。
自分から質問する
営業さんの話を全部「ハイ、ハイ…」と聞いていては、話の方向性もわからなくなりますし、相手のペースに巻き込まれてしまいます。
「家を買う」理由や目的、大事にしたい優先順位は、人によってちがうはず。
だから、あなたが気になることはどんどん質問していきましょう。
コツは、できるだけ具体的に質問すること。
ちゃんとした営業さんなら、きちんと親切に答えてくれるはず。
感情面や曖昧な話題ではなく、営業さんの知識をたくさん借りましょう。
自分自身でも情報を集める
営業さんの言うことを鵜呑みにせずに、あなた自身でもしっかり調べて情報を集めましょう。
いろんな方法があります。
- 本を読む
- インターネットで調べる
- 専門家や、詳しい知人・友人に聞く
そうすれば、営業さんが言うことが
- 単なるセールストークなのか?
- 本当に大事な情報なのか?
を見分けることもできるでしょう。
まとめ|良いトークを引き出そう!
この記事では、強引なセールストークを避ける方法についてご紹介しました。
- お金がないことを話す
- マイペースをつらぬく
- 情報をかしこく受け取る
土地を購入して思いましたが、セールストークというのは必ずしも「悪いもの」ではないんです。
- なにも知らなかったことについて、いろいろ教えてくれた
- (ほとんど自分で決めていたけど)最後に背中を押してくれた
- 良い信頼関係が築けた中での営業だったので、納得できた
など、「良いセールストーク」もあると思います。
実際、わたしたちは「この人は感じがいいな」と思う担当者さんに出会って、家さがしを進めていくことができました。
それでも不動産屋のセールスが苦手なかたは
それでも、どうしても不動産屋であれこれ強引に売り込まれるのがイヤだという方は、こんな窓口もありますよ。
「住まいの窓口」は、あなたの希望や疑問をヒアリングした上で、それをかなえられる不動産会社や建築会社を紹介してくれます。
中立な立場なので、強引に営業されることもなく、安心して相談できます。
手厚く相談にのってもらえて無料サービスなのはうれしいですね。
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