建坪10坪以下の狭小住宅を建てて、1年以上住んでいるわたしたち家族。
住み心地は上々で、これといった大きな後悔ポイントもありませんが、住んでみると
建てる前にあとすこし、
- ちゃんと考えたり
- 想像したり
- 情報を集めたり
すればよかった・・・
と思うことはいくつかあります。そのひとつが、
コンセントの数と位置。
そこでこの記事では、
- 注文住宅のコンセント位置や数で『後悔』しがちなこと
- コンセントで後悔しないための決め方
- 注文住宅の計画で後悔しないためのポイント3つ
をご紹介します!
これから家を建てる方は、ぜひご参考にしてくださいね。
注文住宅のコンセント決めに関する後悔あるある!
まず、注文住宅のコンセントに関する後悔ポイントをまとめます。
後悔ポイント①コンセントが必要なところに無い!
まず、コンセントが無い!という後悔。
- 必要なところにコンセントがない!
- 充電器など、たくさん使う場所だから2口じゃ足りない!
- はじめは良かったけど、模様替えしたら足りなくなっちゃった
必要な場所にコンセントがないと、
- 延長コードを使う
- 電化製品を、本来使いたい場所から離れた場所で使用する
- その場所で使用するのをあきらめる
など、残念なことになってしまいますね。
コンセントが足りないことは、生活の満足度を下げることにつながる。
後悔ポイント②こんなところにつけなくてよかったのに!
つぎは、コンセントの場所が良くない、余っちゃった!という後悔。
- コンセントの前に家具を置くことになり、全然使わない
- 部屋の中央で変に目立ってしまって、かっこ悪い
ただ、部屋や廊下でコンセントを設置する数は限られますよね。
たとえば3箇所に設置したとして、そのうち1箇所が使えない=「死にコンセント」になってしまうと、使えるのは2箇所だけになってしまいます。
すると、後悔ポイント①の「足りない!」ということになっちゃうんですよね。
死にコンセントは、生きているコンセントの邪魔をする。
後悔ポイント③ 場所えらびも数もいいけど、何かが違う!
さらに、数や場所はいいけど高さや設置場所がダメ!という後悔。
- 低い位置にしかコンセントがないので、不便や危険がある
- 棚の中につければよかった・・・
低い位置にばかりコンセントをつけると、不便なことや危険なことが出てきます。
- 立って使いたいのに、座ったりしゃがんだりしないといけない(例:鏡の前のドライヤーなど)
- 子どもの手に届く場所なので、高い場所に置きたい(PCやスマホの充電コードなど)
また、間取りを決めるときに家具の配置を考えていなかった場合、
ということもあります。
わが家でも何箇所か、
- 棚の中
- キッチンボードやリビングボードの上
などにコンセントをつけましたが、あと数カ所、高い位置でも良かったかなと思ったりしています。
もっと便利で快適、そして安心になったでしょうね。
ちょっとした一工夫で、もっともっと快適な暮らしになるはず。
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後悔しないコンセントの決め方は?
では、以上の経験をもとに、あなたが注文住宅の間取りを決めるときに後悔しない!コンセントの決め方をお伝えします。
家具や使うものをリストアップ!年間通して×数年後まで想像できると◎
コンセントが必要な場所って?
そうなんです。逆にいえば、電化製品を絶対に使わないスポットには、コンセントは必要ありません。
とにかく使うものをリストアップします。
(以下は一例です)
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 電気ポット
- 炊飯器
- ホームベーカリー・ジューサーなど
- テレビ・DVDなどのプレイヤー
- ゲーム機
- パソコン(デスクトップ)
- 電話
- モデム類
- ヒーター類
- ホットカーペット
- 加湿器・除湿機
- マッサージチェア
- 扇風機
- プリンター
- シュレッダー
- 卓上ライト
- 音楽プレイヤー
- 電子ピアノ
- アロマディフューザ
- ブレンダーなど小型調理器具
- ホットプレートやホットサンドメーカー
- ドライヤー
- 掃除機
- アイロン
- スマホ
- ノートパソコン
- コードレス電話
- インターホン
- カメラのバッテリー
- ハンディ掃除機
- 電動自転車のバッテリー
- その他小型電化製品
このとき、気をつけたいのは、以下のこと。
- どこで充電したいのか
- 季節物
- 数年後使いそうなもの
- コードの長さ、向き
これらを、くわしく想定することです。
具体的なエピソードを紹介します。
自分ではあまり具体的にイメージできていなかったので、友人に感謝です!
カーペットを置く向きとコードの位置まで具体的に想定していれば、この失敗は防げましたね・・・
数年後使いそうなものとは、たとえば「子どもが大きくなったときにココに学習机を置いたら、卓上ライトや充電用のコンセントが必要になるな…」
などです。
コンセントの数。とにかく多めにつけておけ!
そうですよね。
そんなときは、
とにかく多めにつけましょ。
上でも書きましたが、多すぎるのは、そんなにリスクがありません。
- ちょっと見た目がダサかったり
- 設置費が余分にかかったり
という程度のことですしね。
足りないのは、あとからどうしようもできません。
(コンセントの増設は電気工事が必要になり、大掛かりでお金もかかります)
いまから過去のわたしにアドバイスするなら、こう言います。
- 部屋の中は多めにつける
- 階段や廊下にもつける
- よく使う場所は1箇所に4つ以上つける
小さな部屋なら、4角すべて、大きな部屋なら中央にもつけるくらいで良かったかなぁと思います。
そして階段の踊り場や廊下にもつけたほうがいいですね。
掃除機を充電したりできますし。
あ、それに1箇所に2口のコンセントとは限りません。4口つけてもいいですよね。
我が家はリビングボードと食器棚は腰の高さに6口のコンセントがありますが、多めにつけておいて本当によかったです。
高さはどうする?子どもがいるなら安全面にも配慮しよう
高さもけっこう重要です。
- 大人が立ったときに使いやすい高さ
- 置く予定の家具の上(テーブルやリビングボード、キッチンボードの上)
- 造り付けの棚の中
- 子どもの手が届かない高さ
など、家具と電化製品の用途、そしてあなたのライフスタイルを考えて、最適な高さや位置を決めましょう。
たとえば机を置くなら、コンセントは足元より高い場所が便利です。
なんなら足元にもつけちゃったらいいかもしれません。
住んでみてわかったのですが、腰より上の高さにコンセントがあるととても使い勝手が良いです。
大きな家具を置くのか、小さなサイドテーブルを置くのか、いろいろシミュレーションしながら、快適な高さにコンセントを設置してくださいね。
コンセント以外でも使える考え方〜注文住宅で後悔したくない人へ〜
この記事では、コンセント決めに関する後悔ポイントと、上手な決め方についてご紹介しました。
わたしたち夫婦はかなり頭をひねって間取りや設備を考えて選びましたが、それでも後悔することは少しあります。
後悔しないためのポイントは3つです。
- 情報を集める
- よく考える
- 想像力を最大限はたらかせる
まず、情報をしっかり集めること。プロの声をきくことも大事です。
そしてよく考え、とにかく想像すること。
時間帯、時期、季節、天気、家族構成の変化、経年・・・
あらゆるシチュエーションで、家の中で動いている家族ひとりひとりの動きをイメージします。
- これが必要かも!
- あ、あぶない!
- このままじゃうまくいかないかも
など、きっと気づきがありますよ。
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わたしたち夫婦も、はじめはわからないことだらけでした。
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- 狭小住宅の特徴
- 間取りを決める上で大切な考え方・ポイント
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